目次
はじめに
コーヒー好きの方であれば、お家にコーヒーメーカーがある方も多いのではないでしょうか。そのコーヒーメーカーですが、内部の汚れを気にしたことはありますか?
我が家ではこれまで気にしたことがなく、内部まで掃除したことはありませんでした。というか掃除が必要ということを知りませんでした。。
コーヒーを入れるガラスボトルやフィルターなどに付いた汚れであれば、水洗いで落とすことができますが、コーヒーメーカーの見えない内部まで洗剤で洗うことはできません。
そこで今回は、コーヒーメーカー内部の汚れを落とす方法を試してみました。ぜひ参考にしてみてください。
コーヒーメーカーはなぜ掃除が必要なのか
そもそもコーヒーメーカーはなぜ掃除が必要なんでしょうか。その理由は2つあります。
1.水垢がたまり故障の原因になる
1つ目の理由は、コーヒーメーカーは水を使うため水垢がたまりやすく、これを放置しておくと水垢が詰まり故障の原因になることがあるからです。長く使うためにも定期的に掃除をし水垢を取る必要があります。
2.コーヒーの風味が損なわれる
もう1つの理由は、掃除をしないとコーヒーの風味や香りが損なわれ味が落ちてしまうからです。使うたびにコーヒーメーカーの中にコーヒーの粉がたまり、これがどんどん酸化してしまいコーヒーの味が落ちてしまいます。掃除後に淹れたコーヒーは実際に味に変化がありびっくりしました。
クエン酸でコーヒーメーカー内部の掃除
クエン酸とは
コーヒーメーカーの内部に付いた水垢は、クエン酸を使い落としていきます。重曹と比べ知名度は低いように思いますがこれがパワーを発揮します。
クエン酸は無色無臭で、レモンなどの柑橘類や梅干しに含まれます。酸性の成分ですので、アルカリ性の汚れの水垢や石けんカスなどを落とすのが得意な洗剤です。
価格が安く家計にもやさしいのがうれしい点です。ドラックストアや百均などで手軽に購入できます。
①水とクエン酸を混ぜる
まず給水タンクに水を満杯注ぎ、その中にクエン酸を入れます。クエン酸の量は、コーヒー1杯分につき1グラムが必要です。このコーヒーメーカーはコーヒー5杯分が入るので、クエン酸を5グラム入れます。
酢やレモン汁を代用する方法もありますが、匂いが残ることもあるため無臭のクエン酸のほうがおすすめです。
②ドリップする
次に、電源を入れクエン酸水をドリップします。ドリップし終わったら、①と②を繰り返し3回程度行います。
③水だけでドリップ
終わったら、最後はクエン酸を入れずに水だけで一度ドリップします。これで水垢を洗浄することができます。意外と簡単です。
なお、クエン酸の代用ができるコーヒーメーカー専用のクリーナーも販売されています。気になる方は以下をチェックしてみてください。
掃除頻度は月1回
掃除頻度は1ヶ月に1回やれば十分かと思います。普段の掃除の仕方や重曹を使った掃除方法は、以下で詳しく書いていますのでぜひ読んでみてください。Check!
コーヒーメーカーを掃除したら、毎朝の1杯がおいしくなったまとめ
ここまでご紹介したように、コーヒーメーカー内部の掃除は、クエン酸を使ってきれいにすることができます。タンクにクエン酸を入れ、普段と同じように抽出するだけなので簡単です。
コーヒーメーカーを定期的に掃除することで、コーヒーが美味しく飲めるだけでなく、故障も防ぎ長く使うこともできるので、こまめにお手入れをしてみてください。