目次
はじめに
夏の暑い日には欠かせないエアコン(クーラー)。1日中つけっぱなしで使用すると、驚くような電気代が請求されることもあるため、できるだけ節約したいですよね。
エアコンの電気代は、定期的にフィルター掃除をすることで抑えることができます。今回は、手軽にできるフィルターの掃除方法や電気代を節約するコツをご紹介します。
フィルター掃除で電気代の節約
まず、エアコンの電気代を節約する上で一番重要なのはエアコンフィルターの掃除です。定期的にフィルター掃除をしていないと、カビやホコリがたまっているのに加えエアコンの運転効率を下げるため、余計な電力がかかり電気代が高くなってしまいます。
電気代の節約以外にも、フィルター掃除のメリットはあります。詳しくは以下を読んでみてください。Check!
エアコンフィルターを掃除する4つのメリットとは?エアコンフィルター掃除の方法
実際にエアコンフィルターの掃除はどのようにすればいいのか、写真付きで解説していきます。
フィルター掃除に必要なもの
まず、エアコンのフィルター掃除をするにあたり、以下のものを準備しましょう。
- エアコンフィルター専用ブラシ
- エアコン送風口専用ブラシ
- 弱アルカリ性洗剤(セスキ)
- キッチンクリーナー
- きれいなタオル
エアコンフィルターの掃除手順
①コンセントを抜く
それでは、エアコンのフィルターを掃除していきます。掃除を始める前に、必ずエアコンのコンセントを抜いておきましょう。万が一作動すると感電する恐れもあり大変危険です。
②カバーを開けフィルターを外す
エアコンカバーを止まるまで押し上げてください。ロックがかかっているため、少々開けにくいかと思いますが、カバーの両端を持つと簡単に開けれます。
フィルターを少し持ち上げ、手前に引下げます。しばらく掃除をしていないとフィルターはホコリだらけですので、ゆっくり丁寧に外しましょう。
③フィルターの表面から掃除機をかける
外したフィルターの表面から掃除機をかけていきましょう。裏側から掃除機をかけると、ホコリがフィルターの目に詰まってしまいます。
④フィルターの裏面を水洗いで流す
掃除機でホコリを吸ったあとは、フィルターを水洗いしていきましょう。汚れの吸引は表側からしましたが、水で流す場合は裏側から行うのとスムーズです。
⑤フィルターに洗剤をかける
ブラシで擦る前に、フィルター汚れを取りやすくするため、弱アルカリ性洗剤の「セスキの激落ちくん 密着泡スプレー」を使います。これは良く落ちます。汚れが酷い場合は、スプレーして15分程度おいておくとよいでしょう。
⑥フィルターの汚れをブラシでこする
そして、専用のフィルター掃除用ブラシで擦っていきます。フィルターは、やわらかくデリケートですので強く擦るのは避けてください。もしブラシが用意できなければ、使い古しの歯ブラシでも代用できます。
青く細い方の小ブラシは毛が固めですので、しつこい汚れはこちら側で擦るとよく落ちます。
⑦乾いたタオルで拭きフィルターの水分を取る
洗った後は、乾いたきれいなタオルで水分を拭き取ってください。使えるタオルがない場合、キッチンペーパーなどでも代用できます。
水分を拭き取ったあとは、新聞紙などの上で十分に乾かしてください。水分が残ったままフィルターに戻してしまうと、カビが生える原因になります。
早く乾かしたくてもドライヤーは使用しないでください。熱で変形してしまう可能性があります。
⑧フィルターをエアコンに戻す
最後に、フィルターをエアコンに戻し、コンセントをさせば掃除は終了です。
エアコンのフィルター掃除は2週間に1回
フィルターの掃除は2週間に1回程度行ってください。ただ、ほぼ1日中つけっぱなしなど、使用頻度が高い場合は1週間に1回の掃除頻度のほうがいいかと思います。
エアコン送風口やフィン(熱交換器)の掃除方法については、以下を読んでみてください。Check!
エアコン掃除は意外と簡単!実際に自分でやってみたエアコン掃除をしたのであれば、少しでもカビなどの汚れが付かないよう予防したいものです。お掃除後に使えるカビ防止グッズを以下で紹介しています。Check!
エアコンのカビ防止グッズをご紹介。実際に買ってみたエアコンの電気代を抑えるコツ
エアコンのフィルターを掃除したうえで、さらに電力を節約する方法があります。以下にポイントをあげてみました。
カーテンで熱の出入りを防ぐ
カーテンを閉めることで部屋の熱の出入りを防ぎ、室内の温度を保ちます。室内に当たる直射日光は、温度を上げてしまいます。できるだけカーテンを閉め部屋の温度を上げないようにしましょう。
扇風機を使って空気を循環
扇風機とエアコンの併用もおすすめです。エアコンの冷気を扇風機で部屋中に循環させることで、体感温度を下げいっそう涼しく感じられます。
私も毎年夏は扇風機を併用していますが、涼しいだけでなくエアコンの電気代節約にもなりますので、やっていない方はぜひ試していただきたいです。
室外機まわりに物を置かない
室外機の吹き出し口に植木鉢やゴミ箱など物があると、冷暖房の効果が下がり無駄な電気を使うことになります。室外機のまわりには物を置かず、風通しを良くしておきましょう。
冷房と暖房の風向きを調整する
冷房の場合は風向きを水平にし、暖房の場合は温かい空気は上にたまるため風向きを下にします。エアコンの風向きをうまく調整することで、空気を循環させましょう。
エアコンはこまめにオンオフしない
一見、こまめなオンオフは電気代の節約になりそうな気がしますが逆効果です。エアコンは起動時に多くの電力が必要なため、こまめなオンオフは電気代がかさんでしまいます。すぐに家に戻るような場合なら「自動運転」でつけっぱなしがおすすめです。
エアコン掃除をプロに任せる
おすすめの掃除業者
エアコンのフィルターや見える範囲の掃除であれば、自宅でも十分行えるかと思います。しかし、エアコンを解体し内部の掃除までとなると大変です。
市販のエアコンクリーナー(スプレー)で掃除する方法もありますが、発火や故障の原因にもなるためおすすめできません。そんなときはプロのお掃除業者に任せることをおすすめします。
テレビCMでも有名な「おそうじ本舗」は、日本最大規模の店舗数で、柔軟な日程調整ができるのでお急ぎの方も安心です。値段など、詳しい情報は以下からご覧いただけます。Check
エアコンクリーニング実績数:197万台
※2012年1月〜2020年9月エアコンクリーニング実績数当社調べ
まとめ
ここまで解説してきたように、エアコンの電気代は定期的なフィルター掃除とちょっとした工夫で節約することができます。エアコンの汚れは放っておくと、電気代だけでなく健康面にも影響を及ぼすため、定期的な掃除を心掛けましょう。